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世界のIT産業

国別情報サービス市場

世界の情報サービス市場は、世界情報サービス産業機構(WITSA)の「Digital Planet」 によると、2013年の世界ICT市場は4兆6800億ドルに達する見込みです。国別のシェアは、欧州25.4%、アメリカ26.9%、中国11.8%、日本8.8%となっています。[図表1]

[図表1] 世界の情報サービス市場(2013年見込み)

※資料:Digital Planet (WITSA)

世界の情報サービス市場は年々拡大を続けています。アメリカ、EU、日本などIT先進国のみならず、インド、中国、東南アジア、南米などのIT新興国の発展も注目されます。 世界市場の成長率は2009年3.5%(対前年比)とやや前年より落ち込みましたが、2013年まで年々高まっていく予測があり、特にアジア地域の発展が大きいことを示しています。[図表2]

[図表2] 世界のICT産業の売上高の推移(2003-13年)

※資料:Digital Planet (WITSA)

IT新興国の状況と日本からの海外アウトソーシング(オフショア開発)の状況

中国やインドなどこれからIT立国を目指す国々では、海外からソフトウェア開発業務を請け負う「オフショア開発」を積極的に実施しています。 オフショア開発では、多くの場合は賃金格差によるコスト削減を目的としています。しかし、中国やインドの技術者のレベルが世界基準になっていくとともに、発注側(日本側)と受注側(インド、中国) でスキルレベルが逆転することもありえます。中国やインドのIT業界の指導層は、シリコンバレーなどで鍛えられた人材が多く、非常に高いITスキルを持っている人材も多くいます。 むしろ中国やインドにいる優秀な多くのITエンジニアのパワーを今後どう活用していくかが課題にもなっています。

[図表3] 日本におけるオフショアの将来推計(推計基準ベース)

※出所:JISA,JEITA,JPSA「2005年コンピュータソフトウェア分野における海外取引および外国人就労等に関する実態調査」、IPA「IT人材白書2012」

「ブリッジSE」というチャンス。国際派が求められている。

高度なIT技術者を中心とする人材不足は、日本に限らずアメリカやEU諸国でも問題となり、国際的な労働移動による労働市場のグローバル化が進行しています。 特にインド、シンガポール、中国、韓国などアジア各国では、国家政策としてIT技術者の育成に取り組み、システム工学やコンピュータ工学など専門的なIT 教育を受けた人材を 急激に増やしました。 かつては、アメリカ西海岸や日本に人材を送り込むケースが多かったのですが、最近では、受注した案件を自国で開発する形態が多くなっています。 アジア各国でも、日本語のわかるSEの養成にも積極的に取り組んでいます。

こうした動きを受けて、日本ではe-Japan構想により高度IT関連技術者の積極的な 受入れを図り、情報処理技術者試験制度と各国のIT資格制度との相互認証を進めています。

世界のIT人材

世界各国のIT企業で働くITエンジニアは中国とインドがそれぞれ140万人を超えています。一方、今やITは企業活動の根幹ともなり、IT企業以外にも多くのITエンジニアが働いています。特にアメリカでは230万人を超えています。我が国でも今後は優れたITを提供することにくわえ、ITを活用する側にも優秀なITエンジニアがいて企業のビジネスモデル改革や新たなビジネス市場の創造が期待されています。[図表4]

[図表4] 各国のITエンジニア数

資料:IPA「グローバル化を支えるIT人材確保・育成施策に関する調査」