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企業一覧(JISA会員企業)


IT用語解説

ア 行

アーキテクチャ Architecture

もともとは建築用語で、建築物の様式や構造を示す言葉。IT業界では、以前はCPUの命令体系を指していたが、現在ではハードウエア、OS(基本ソフト)、ネットワーク、アプリケーション・ソフトなどの基本設計や設計思想のことを指すようになっている。


アプリケーション・ソフトウェア Application Software

コンピュータ上で動作するOS(基本ソフト)以外のプログラム全般を指す。略してアプリケーション・ソフトとかアプリケーションとも言う。
コンピュータが動作するには、ハードウエアを動かすWindowsやLinuxといったOSのほか、ドライバソフトが必要だ。それに対して、OS上で動作するワープロソフト、表計算ソフト、会計処理ソフト、データベース管理ソフト、メールソフトなどはすべてアプリケーションである。OSを基本ソフトと呼ぶのに対して、アプリケーションを「応用ソフト」と呼ぶこともある。


インフラ Infrastructure

インフラストラクチャの略。上水道、下水道、電気、ガス、電話など社会的経済基盤やそれを形成すものを指すが、IT業界では企業内に敷設されたネットワーク回線やルーター、ファイアウォール、インターネット接続回線、通信事業者間を接続する大容量の通信基幹回線、光ファイバー網などの基礎的な環境を指す。


オープンシステム Open System

ハードウエアやソフトウエアを単一メーカーの製品で統一するのではなく、さまざまなメーカーの製品を組み合わせて構築したシステム。UNIXベースのシステムが代表的。
メーカーがOSやアプリケーションの外部仕様を公開することにより、各システムやアプリケーションの連携が実現した。メリットは、価格や性能を比較して最適な組み合わせでシステムを構築できること、そして機能の追加や変更が比較的容易に行えることだ。デメリットは、不具合が発生したときに原因の特定が難しくなることである。


オープンソースソフトウェア Open Source Software

ソフトウェアのソースコードが、著作権者によってインターネットなどを通じて公開されているもののこと。改変後のソースコードも公開するなどの一定の条件で、誰でもソースコードを入手して改良したり機能を改良したりできる。OSの例としてはLinuxが有名だが、ほかにも開発言語のJava、オフィスソフトのLibreOffice、データベース管理システムのPostgreSQL、分散コンピューティング用ソフトのApache Hadoopなど様々ある。購入費用が無料だからといって、サポートサービス費用などトータルで考えれば総費用が安くつくとは言い切れないが、技術的に市販品と互角以上の高度な特徴を持つものもある


オブジェクト指向 Object Oriented

システム全体をデータと手続きを備えたオブジェクトの集まりとして捉える考え方。処理手順を中心に考える「手続き型」との対比でよく用いられる。オブジェクト指向でプログラムを作成すると、ソースコードの再利用や手直しが比較的簡単になるため大規模開発では重視される傾向にある。ただし、プログラマに高度な理解力や技能を要求し、そのぶん雇用単価が上がるケースもあるので、すべてのソフト開発がオブジェクト指向型で行われるわけではなく、小規模開発では手続き指向で開発されることも多い。


オフショア開発 Offshore development

システムインテグレータやソフトウエア開発会社が、海外の事業者や海外子会社に開発を委託すること。コスト削減を目的とするもので、人件費の安い中国やインドなどが主な委託先だ。
ただし、言語、商慣習の違いによるトラブルを防ぐため、橋渡し役を務められる人材が欠かせない。


オンデマンドサービス On Demand Service

顧客の利用状況に合わせたシステム環境を提供するサービス。利用状況に応じて使用料が変動する従量制を採用しているため、企業のコスト軽減に効果がある。
ホスティングサービスと似ているが、利用状況に応じて、その都度適切なサーバー数を割り当てる点が大きな違い。


カ 行

仮想化 Virtualization

1台のハードウェア上で複数のコンピュータが動いているかのように見せる技術の総称。仮想化ソフトと呼ばれるミドルウェアを使うと、複数の種類のOSを稼働させることもできる。データセンターから多くのユーザーに対してクラウドサービスを提供する場合、提供コストを下げるためにサーバーに仮想化技術を取り入れることが多い。


下流工程 Lower Process

システム開発や生活活動を川の流れに例えたとき、その後半の段階に当たる工程。システム開発やソフト開発では、一般的に、内部設計、プログラム設計、プログラミング、テストなどの工程を指す。


キャリア Carrier

IT業界では、広い地域で通信サービスを提供している電気通信事業者を指す。NTTグループや各携帯電話会社などがそれに当たる。NTTグループのような大規模な通信サービスを提供している通信事業者を、メガキャリアと呼ぶこともある。


クライアント Client

サービスを受ける側を指す。一般には、製品やサービスを発注・導入する顧客企業を指す。IT用語では、企業内ネットワークなどでサーバーが提供する機能や情報を利用するコンピュータ(パソコン)、あるいはサーバーが提供する機能を利用するためのソフトウエアを指すことが多い。


クラウドコンピューティング Cloud Computing

様々なコンピュータ機能を、インターネットに接続できる端末さえあれば利用できるようにするサービス/技術の総称。サーバーやストレージ、アプリケーションなどに関して物理的な所在を意識することなく、ネットワーク経由でサービスとして利用できる。アプリケーションソフトを開発したベンダーが、パッケージソフトとして物販を行うのでなく有償/無償の「クラウドサービス」として提供する例も増えている。情報共有機能を提供する米グーグルの「GoogleApps」は、クラウドサービスの代表例の1つ。クラウドサービスは、提供する機能によってさらに細かく分類され、アプリケーション機能を提供する「SaaS(サース)」、OSなどの基本ソフトをセットアップした環境(プラットフォーム)を提供する「PaaS(パース)」、サーバーやストレージ(記憶装置)といったハードウェア機能をネット経由で貸し出す「laaS(イアース)」がある。また、ベンダーが不特定のユーザー向けに提供・販売しているクラウドサービスを「パブリッククラウド」と呼び、一般企業の本社システム部門がグループ子会社や関係会社などに限って提供するクラウドサービスを「プライベートクラウド」として区別することもある。こうしたシステムの提供/利用形態に対しては「サービス品質を担保する契約を結べるかどうか」「情報流出/消失などの不安はないか」などユーザーは慎重な検討が必要となる。


グループウェア Groupware

グループ作業を支援するためのソフトのこと。電子掲示板やワークフロー(稟議や承認)機能、スケジュール管理機能などを備えたソフトウェアを指す言葉として使われることが多い。


検索連動型広告

SEM(検索エンジンマーケティング)の一種。決める工程のこと。情報システムに対する顧客検索エンジンで検索したキーワードに応じて、検索結果画面に表示される広告のこと。米グーグルや米ヤフーの主要な収益源となっている。


コア・コンピタンス Core Competence

自社の競争力の源泉となる事業、あるいは技術やノウハウのこと。日本は中国やインドなどに比べて人件費などのコストが高いため、価格競争では太刀打ちできない。日本企業の生き残りには、価格に見合う付加価値やサービスで勝負をすることが必要であり、コア・コンピタンスを持つことは絶対の条件とされる。


コーディング Coding

プログラミング工程の内で、プログラミング言語の文法に沿って処理方法を記述する作業のこと。


コーポレート・ガバナンス Corporate Governance

企業経営を厳格にチェックすることで、経営の透明性と効率を高める手法。企業統治と訳される。経営陣の暴走を防ぎ、ステークホルダー(顧客、株主、従業員などの関係者)にとっての企業価値を最大化することを目的とする。具体的な方策として、執行役員制度による監査役と執行役の分離、社外取締役など第三者による経営チェックなどがある。


構築 System Intntegration

システム構築(システムインテグレーション)の略。英単語の頭文字を取って「Sl(エスアイ)」と呼ぶこともある。情報システムの企画・立案、要件定義、設計、ハードウェア/ソフトウェアの選定と調達(開発)、導入までを指す。


個人情報保護法 The Act for Protection of Personal Information

個人情報の取り扱いに関する法律。国民の権利を守るために、企業による無秩序な個人情報の利用に歯止めをかけ、利用目的の特定や本人の求めに応じた情報開示などを定めている。
また、情報流出を防ぐための措置や、従業員に対する監督なども義務として課している。ただし、一部には誤解に基づく行き過ぎが見られ、例えば学校の名簿がつくれないことで、かえって児童の安全確保を阻害するという事態も発生している。


コンプライアンス Compliance

不正行為を防ぎ社会通念や常識を守ることで、法令順守と訳される。現代は、組織ぐるみの悪質な不正が発覚すると、企業の存続にかかわるほどの社会的制裁を受ける時代である。
そうした事態を未然に防ぐため、コンプライアンス担当組織の強化、従業員に分かりやすい行動指針の制定、社内通報制度など、コンプライアンス精神を社内に根付かせることは重要な経営課題となっている。


サ 行

サーバー Server

ネットワーク上で、ほかのコンピューター(パソコンなどのクライアント端末)に対してサービスを提供するコンピュータやソフトウェアのこと。1台のサーバーから複数のクライアント端末に対して、サービスを提供できる。


サービス Service

IT 用語では、インターネットや携帯電話を通じてユーザーに提供される機能を指すことがある。インターネットにアクセスして利用できるメール、ホームページ、ブログなどもすべてサービスである。
企業向けのサービスには、ネットワーク監視、サーバーの保守・管理(ホスティング)、電子会議システムなどがある。


サポート Support

自社の製品を購入したユーザーに対して、使い方のアドバイスや質問への回答、不具合への対応などを行うこと。ヘルプデスクやお客様サービスセンターなどの形で専門部署を設置する企業が多い。
サポートの手段は電話やメールが中心だが、最近では担当者がユーザーのパソコンを遠隔操作しながら操作説明するサポートの形式も増えている。


システムアーキテクト Systems Architect

情報処理技術者試験の1つであるシステムアーキテクト試験の合格者に与えられる資格。システム構築やソフトウェア開発における設計の高度な知識を習得している証明になる。情報システムまたは組み込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャーを設計し、情報システムの開発を主導する。


システムインテグレート System Integration

企業から依頼を受け、情報システムの立案から機器選定、設置などを行うこと。略してSIとも表記する。システムインテグレーションを専門とする業者をシステムインテグレータ(SIer)と呼ぶ。業務の内容は、情報システム立案、導入ハードウェアの選定と調達、導入ソフトウェアの選定と調達、ネットワークの敷説、Webサーバーやデータベース・サーバーの設置、クライアント、パソコンの接続と設定、アプリケーションのインストールと設定などが含まれる。システム導入後は運用サポートや保守作業も請け負うことが多い。資本構成や歴史の違いによって、メインフレームなどを開発・製造してきた大手IT企業の系列SIerをメーカー系SIer、金融機関や製造業、商社などユーザー企業系列のSIerをユーザー系SIerと呼ぶ。


システムエンジニア System Engineer

情報システムの構築と運用・保守に携わるエンジニア。略してSE(エスイー)とも呼ぶ。顧客の要望に基づいて、開発に着手する情報システムの機能や性能を決め、それに沿って仕様を決める(要件定義)。IT企業に入社すると、プログラマとしてプログラミングなどIT知識の基本を習得した後、ステップアップしてSEになることが多い。


システム監査技術者 Systems Auditor

情報処理技術者試験の1っであるシステム監査技術者試験の合格者に与えられる資格。難易度は高い。情報システムが経営に貢献しているかどうかを安全性、効率性、信頼性、可用性、機密性、保全性、有用性、戦略性など幅広い側面から総合的に調査・評価し、問題点について改善を勧告する。


情報ガバナンス Information Governance

情報化のポリシーとルール、さらにそれを実践するための取り組み全般を指す。具体的には、社内で使用するOSやアプリケーション・ソフトのバージョンの標準化から、情報の管理ルールを明確にして情報流出を防ぐ体制を整備することまで、広い範囲の取り組みが含まれる。


情報システム子会社 Informatiin System Subsidiary Company

情報システムを利用する親会社のユーザー企業およびそのグループ企業のために、システム構築・運用保守を手がけることを主事業として設立された会社を指す。当初は親会社内にあった情報システム部門が分離して設立された会社が多い。1980年代後半から相次いで設立された。ユーザー系システムインテグレーター(SIer)の多くはシステム子会社が発展したもので、親会社やグループ企業以外からの収益を増やすことが経営課題となっているところが多い。


上流工程 Upper Process

システム開発や生産活動を川の流れに例えたとき、その前半の段階に当たる工程。システム開発やソフト開発では、一般的に、要件分析、要件定義、仕様決定、外部設計の当たりを指す。


受託開発

ソフト開発会社の業態の1つ。要件定義には関わらず、他のソフト会社の下請けとなって、社内でソフト開発を行うことを指す。なお、発注元(ユーザーや他のソフト会社)にプログラマやシステムエンジニアを常駐させる場合は「技術者派遣」といって、受託開発に含めない。をそう呼ぶ。具体的には、ハードウェアやソフトウェアの導入から運用・保守、撤去に至るサイクルを指す。


情報処理技術者試験

経済産業省の委託を受け、独立行政法人情報処理推進機構か情報処理に関する業務に携わる関係者の技術の向上に資するために実施する国家試験。難易度や試験内容などによって、2012年9月時点でITパスポート試験、基本情報技術者試験、ITストラテシスト試験、システムアーキテクト試験、システム監査技術者試験なと12区分になっている。


ストレージ Strage

記憶装置全般を指す。パソコンの中に入っているHDD(ハードディスク装置)あるいはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)もストレージの一種である。企業システムのサーバーにもHDDやSSDが内蔵されたり、ネットワーク経由で大規模なストレージ装置が接続されたりしている。また、バックアップ用途のストレージ製品の中にはHDDやSSDではなく磁気テープや光ディスクを用いたものもある。


生産管理システム

製造業でよく使われているシステムの1種。生産計画の立案や、品質管理、在庫管理、原価管理などを行う。製品の作りすぎや欠品、品質不良率の上昇、原価上昇なとを防ぐのに役立てる。


設計 System Design

システム設計の略。情報システムを開発・構築する過程で、その目的や仕様、動作などを決める工程のこと。情報システムに対する顧客の要望を明らかにする要件定義に沿って、コンピュータとネソトワークの構成を決め、プロクラムの中身を設計する。開発する情報システムそのものを設計する内部設計と、利用者に提供する機能や操作感などを定義する外部設計に分けることもある。


ソフト保守 Software Maintenance

いったん導入した既存のソフトウェアを改良・最適化したり、バグ(誤りや不具合)を修正したりする作業のこと。開発規模が大きい企業システムでは、稼働時にすべてのバグを発見することは極めて困難であるため、稼働後もソフト開発者とソフト保守契約を結ぶか、もしくは自前で担当要員を置くなど、何らかのソフト保守体制を必要とする。また、いったん稼働した後に、社内のニーズの変化(例えば操作画面や帳票画面の改良・追加など)や、社外の要因(法改正など)で、ソフト保守作業が必要になるケースもある。


ソリューション Solution

業務上の問題点の解決や、ユーザーの要求を実現するための方法やシステムを指す。産業のグローバル化が進展したことによって企業間の競争が激しくなり、どの企業も投資効果に対する評価は厳しくなってきた。業務改善に関する提案を重視するよう二なったのもその表れである。そのため、システムインテグレータが顧客企業に提案する内容も、従来の単なるシステムインテグレーションから一歩進んで、業務改善を見据えたソリューションが不可欠のものとなってきた。


タ 行

データセンター Data Center

コンピュータを設置するための専用施設。専用のビルを建設して全体をデータセンターとする場合と、ビルの一室を改装してデーターセンターとする場合がある。安定運用やセキュリティ確保のために、通信ネットワークの多重化、消火・空調の完備、入退出管理システムや監視カメラの導入、耐震性の強化など、さまざまな方策がとられている。オフィスビルの一室にサーバーなどを設置するよりも、データセンターにサーバーを集約したほうが、侵入者対策や災害対策、停電対策などの面から安全である。自家発電装置なども含めた運用ノウハウを持つ専門業者がデータセンターの運営を請け負っている。


データベース管理システム Database Management System

データベースを管理するために必要なシステムやソフトウェアのこと。一般的にはデータベース管理システムといえばリレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれる、表に似た構造でデータを管理するタイプのことを指すことが多い。多くのデータベース管理システムはOSとアプリケーションの中間であるミドルウェアという位置づけのソフトウェアとなっている。


提案書 Proposal

IT企業が営業活動の一環として顧客に提出する、システムの概要や見積もりなどをまとめた書類のこと。顧客が抱える経営課題を挙げ、その解決に役立つ情報システムを記し、さらに情報システムの開発に要する期間やコストを提示する。営業担当者がシステムエンジニアなどと協力して作成することか多い。なお、システム仕様の説明については、要件定義や設計段階で改めて再検討することとなるので、この段階ではあくまで概要レヘルのものである。


テクニカルスキル Technical Skill

職務を遂行するのに必要とされる能力で、職務遂行能力ともいわれる。例えばプログラマにとってのそれはプログラミングスキルである。テクニカルスキルの対比語として、対人関係能力はヒューマンスキル、マネジメントに関するスキルはコンセプチュアルスキルと呼ばれる。


ナ 行

内部統制 Internal Control

企業の規律を保ち、不祥事を防ぐために、業務手順や社内体制といった組織内部の仕組みを構築して管理する方法。社外取締役や監査人などによる「外部統制」に限界があることから注目されている。
例えば、ある支出に対して第三者的な部署がチェックしたり、他社との取引に法務部門が必ず介在したりすることなどが「内部統制」にあたる。今年9月施行の金融商品取引法では、上場企業に導入義務を課している。


ハ 行

パートナー Partner

IT 用語では、製品の販売や開発を共同で行う相手。資本関係を問わず、対等な立場で連携するのが特徴である。販売パートナーの場合、自社のシステム(製品)と組み合わせて販売することがある。
システムインテグレータの場合は、パッケージソフトウエア会社のパートナーとなって、インテグレーション時にパートナー企業の製品を優先的に組み入れることがある。
また、システムインテグレータとソフトウエア開発会社がパートナー契約を結び、共同でプロジェクトチームを組織してシステム開発にあたったりする。


ハード保守 Hardware Maintenance

機器に不具合が発生したときに修理や故障を行う作業のこと。サーバーやネットワーク機器などのハードウェアに関してベンダーとハード保守契約を結ぶことで、機器の故障によるシステム障害の時間を短くできる。ユーザーによっては、あらかじめ予備機を用意しておき、故障機を特定して交換する作業を自ら行うこともあるが、これもハード保守作業の一種といえる。


ハウジング Housing

アウトソーシングの一種で、顧客企業が用意したサーバーをIT企業がデータセンターで預かり、管理・運用する。あらかじめIT企業が用意した機材を使う「ホスティング」とは異なり、顧客企業は独自の機材を持ち込めるので、機材の選定や組み合わせは自由になる。ホスティングと同様、専門の技術者が高度な施設で運用するため、安定稼動が期待できる。


パブリッククラウド Public Cloud

クラウドコンピューティングのシステム形態の1つで、クラウドサービス提供者がインターネットネットを介して複数の顧客にサービスを提供するシステム形態を指す。GmailやYahoo!メールなどのWebメールがその例である。個々にシステムを構築するプライベートクラウドに比べて利用コストは低くなるが、安全性や信頼性の確保が課題となる。


ビッグデータ Bigdata

クラウドコンピューティング技術や分散処理技術などをうまく活用して、データの収集・蓄積・分析を新たなビジネスの創出などにつなげる取り組み全般を指す。量的な意味での定義は曖昧であり、あまり大規模感のない事例が例として挙がることも多い。顧客のインターネット上の行動履歴を収集してサービス改善に役立てる、あるいは、自動車の走行情報をリアルタイムに収集して道路の混雑状況を可視化するアイデアなどが代表的とされる。


ヒューマンスキル Human Skill

コミュニケーション能力や社会人としてのマナー、リーダーシップ、人間性など他人と仕事を進めていくための能力を指す。テクニカルスキルと並んで、IT関連業務でも重要な能力である。


標的型攻撃

特定の企業や団体に狙いを定めた意図的なサイバー攻撃のこと。ウイルス付きメールを使った手口が多い。取引先などからのものと勘違いして添付ファイルを開けてしまうと、そこからウイルス感染か広がり、外部から遠隔操作されたり、テータを盗まれたりといった被害を受ける場合がある。


プライベートクラウド Private Cloud

クラウドコンピューティングのシステム形態の1つ。ユーザー企業自身でクラウドコンピューティングのシステムを構築し、自社拠点や関連会社、取引先などにネットを介してサービスを提供する。外部業者が複数顧客にサービス提供するパブリッククラウドに比べて、セキュリティや品質のコントロールが容易である。ただし規模が小さければコスト面では不利なものとなるので、一般には大企業向きの形態である。


プラットフォーム Platform

アプリケーション・ソフトが動作する基盤となるハードウエアおよびOSのこと。ワープロソフトのパッケージには、動作環境として「PC/AT互換機」「Windows Vista/XP」などと記されているが、これはそのソフトが記載されたプラットフォーム上で動作することを示している。基本的にはアプリケーション・ソフトはプラットフォームに依存しており、例えばUNIX用ソフトウエアの多くはWindowsやMac OS上では動作しない。


プログラマ Programmer

ソフトウェア(プログラム)を開発する専門家。主な業務は「コーディング」と「テスト」。コーティングは「ソースコード』と呼ばれるテキストをプログラミング言語で記述する作業。テストは、開発したソフトウェアの動作を検証しながらバグ(欠陥)を探し出す作業のこと。大規模な開発ではシステムエンジニア(SE)が設計し、プログラマがプログラミングするといった分業体制を敷くが、小規模な開発ではSEがプログラマも兼ねることがある。


プログラミング言語 Programming language

コンピュータの動作を人間が理解できる文で記述したのがプログラムであり、その文で使われる命令や構文規則を定義した体系のこと。ソフトウェアの設計図に当たる「ソースコード」を記述するための言語。ソフトウェアを開発するための言語のため、開発言語と呼ぶこともある。用途や目的に応じてさまざまな種類の言語がある。業務用アプリケーションソフトではC言語やC++言語、Javaが主流だが、Webアプリケーション開発ではPerlやPHP、Rubyなどが主流になっている。Ajaxを代表としたブラウザー内で動作するクライアントベースのWebアプリケーションではJavaScriptが駆使される。

※C言語
UNIX(サーバー用の標準OS)を記述するための構造化プログラミング言語。1973年に米AT&Tのベル研究所で開発された。C言語は小文字でプログラムを書くのが基本で、簡潔な表現で柔軟なプログラムが作成できる。ホームページやメールアドレスが小文字になっているのも、このC言語の特徴と関係している。

※C++言語
1980年代に米AT&Tのベル研究所で開発された、C言語を拡張したオブジェクト指向のプログラミング言語。オブジェクト指向とは、データ処理やシステム操作を手続きの流れとしてではなく「もの(オブジェクト)」同士の関係としてとらえる考え方で、複雑な事象でも直感的に理解しやすくなる。たとえば、プログラムやデータ・ファイルをアイコンという「オブジェクト」として表示し、これに対してダブル・クリックやドラッグなどの働きかけをすれば操作できるというのもオブジェクト指向の応用例の一つ。

※COBOL
メインフレーム用に開発された、事務処理向きのプロクラミング言語。1960年代から普及してきた長い歴史を持つ言語であり、現在では多くのプラットフォームに移植されている。また、英語に似た文法を持つために、C言語など他言語に比べて、他人か書いたプログラムを解読することも比較的容易でメンテナンス性が高いとされている。こうした特徴から、現在も政府や企業などでCOBOLプロクラムか使われている。

※JAVA
米オラクル(旧サン・マイクロシステムズ)が開発したオフジェクト指向のプログラミング言語。各OSの上で直接動くのでなく、各OS向けに供給されているJavaVM(Java仮想マシン〉というソフトウェアの上で動くので、同じソースコートのJavaソフトを複数のOS上で同じように動かすことができる。なお、ブラウザー上で実行するスクリプト言語「JavaScript」は米ネットスケープコミュニケーションス(1995年当時)が開発したもので、Javaとは別の言語である。


プロジェクト Project

一定の期日までに目標を集団で達成するための一連の仕事のこと。IT業界では情報システムの企画・立案から稼働までを指すことが多い。進行中に、いったん要件定義を終えたはずが顧客の要望が変わったり、未知の技術的障害が発生したりすることなどが、達成を妨げるリスク要因となる。ITコンサルタント、システムエンジニア、プログラマなど、参加人数が多くなるにつれ、プロジェクトマネジャーは力量を求められ、ベテランの人材が担当することが多い。


プロバイダ Provider

製品やサービスを提供する事業者を指す。一般に、ただ「プロバイダ」というと、インターネット接続環境を提供する事業者であるISP(インターネット・サービス・プロバイダ)を指すことが多い。
また、インターネット経由でグループウエアなどのアプリケーションを提供する事業者をASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)、ネットワーク管理やサーバー保守などのサービスを提供する事業者をMSP(マネジメント・サービス・プロバイダ)と呼ぶ。


ベンダー Vender

ハードウエアやソフトウエアを販売する会社。ベンダーは製品そのものを製造せず、製造元から仕入れて販売、サポートすることが多く、製品を設計・製造する企業はメーカーと呼ばれる。
最近、大手コンピュータ会社でも自社で製品を製造せず、他企業からOEM調達して販売することが多くなったため、厳密にはメーカーとベンダーの区別がつきにくくなっている。


ポータルサイト Portal Site

様々なWebページへのリンク集や検索機能などを備えたWebサイトのこと。ヤフーが運営する「Yahoo!JAPAN」が代表例。


ホスティング Hosting

アウトソーシングの一種で、情報システムの運用を外部のIT業者に任せること。具体的には、IT企業が用意したサーバーを顧客企業は利用し、そのIT企業は保有するデータセンター内でシステムを運用し、必要に応じて顧客企業から電子商取引のソフトウエアや、ホームページに掲載するコンテンツなどを預かる。専門の技術者が高度な施設で運用するため、安定稼動が期待できる。
顧客企業が用意したサーバーをそのまま預かる場合は、ホスティングと区別して「ハウジング」と呼ぶ。


マ 行

ミッションクリティカル Mission Critical

金融機関や交通機関のオンラインシステムは、システムダウンや誤動作が許されないため、それにふさわしい極めて高い信頼性を形容する言葉。システムの停止やセキュリティの問題が発生すると、ユーザーにとって有形無形の大きな損失につながるために、ミッションクリティカルなシステムを構築するには、障害防止のためのさまざまな機能、万全のサポート体制が必要となる。


ミドルウエア Middleware

OS とアプリケーション・ソフトの中間に位置し、特定の機能を提供するソフトウェア。多くのアプリケーションで利用される凡用性の高い機能は、個々のアプリケーションに組み込むよりも、独立したプログラムにして共通で利用できたほうが便利である。そうした機能をアプリケーションから切り出して、ミドルウェアとして独立したプログラムとする。開発工数の削減につながるほか、OSの違いを吸収することで、複数のOS上で動作するアプリケーションの開発を容易にする。データベース管理システムが代表的。このほか、システム同士のデータ連携を担当するソフトウェアや、複数のサーバーを障害状況に応じて自動的に切り替えるクラスタリングソフトなどが挙げられる。


メインフレーム Mainframe

企業の基幹業務などに利用される大型コンピュータ。凡用機、凡用コンピュータと呼ばれこともある。UNIXを中心にしたオープンシステムの導入やダウンサイジング、分散処理システムが1990年代から広まり、メインフレームを利用する企業は減少していった。しかし、最近ではメインフレームの低価格化が進んだことに加え、分散していたWebサーバーなどを1台に集約したほうが管理コストを低減できるようになるといった理由から、メインフレームを導入する企業もある。


ヤ 行

ユーザー User

IT 用語では、一般にコンピュータを使う人、アプリケーションを使う人を指す。また、システムインテグレータが構築したシステムを利用する企業や社員を指すこともある。
ハードウエア・メーカーやソフトウエア開発会社にとって、自社製品を使用する企業、個人はすべてユーザーである。ユーザーとクライアント(顧客)を同義で使うこともある。


ユーティリティコンピューティング Utility Computing

コンピュータの利用形態の1つ。ハードウエアを必要なときに必要な量だけ利用して、その分の料金を払うモデルを指す。電気や水道のような公共サービスの利用形態と似た発想である。
ユーザーにとってのメリットは3つ。処理ピーク時に合わせて高性能コンピュータを用意する必要がなくなるための「コスト削減」。構築、設定などの作業を簡素化できることによる「IT戦略の柔軟性実現」。
専用業者による堅固なデータセンターで運用できることによる「安全性向上」である。


要件定義 Requirement Definition

システム開発の初期段階で、実現するべき機能や性能なとを明確にする作業のこと。開発会社に対する、ユーサーからの事実上の注文書に相当するもので、要件定義で曖昧な箇所や抜け・漏れを残したままシステム開発か始まると、後でトラフルになることか多い。ユーサー企業のシステム部門か行うべき業務の中で重要なものの1つたが、社内の意見調整に時間がかかったりニース調査の不足が後になって判明したりしかちなので、完全な要件定義書を作るには高度なヒューマンスキルとテクニカルスキル、コンセプチュアルスキルか必要となる。


ラ 行

ライフサイクル Life Cycle

ビジネス用語としては商品を市場に投入してから、姿を消すまでの課程(プロダクトライフサイクル)を指すことが多いが、IT業界ではITの利用に関する全てのプロセスを管理する手法をそう呼ぶ。具体的には、ハードウェアやソフトウェアの導入から運用・保守、撤去に至るサイクルを指す。


ルーター Router

ネットワーク機器の1種。一般に、外部ネットワーク(WAN)との境目に置き、IPアドレス(ネットワークに接続されたパソコンやサーバーなど各機器を識別する番号)を見てデータのルーティング(経路制御)を行う。家庭ではブロードバンドルーターがよく使われている。他に「スイッチ」というネットワーク機器もあり、主にLAN内の分岐に使われる。スイッチ製品の中にもレイヤー3(L3)スイッチという、ルーターと同様にIPルーティングを行うものがある。


ABC

Android

携携帯電話やスマートフォン、タフレット端末などに向けたOS。米クーグルが開発した。検索や地図と同時に表示される広告を収入源とするグーグルは、携帯電話機や端末メーカーにOSのライセンス料を要求していない。このため、多くの端末メーカーがAndroidを採用している。Androidの基幹部分はLinuxであり、Android向けのソフトウェア開発キットもソフト開発者に無償で提供されている。


ASP Application Service Provider

インターネットを通じてアプリケーション・ソフト(業務システム)を提供する業者、あるいはそのシステム自体を指す。ユーザーのハードウエアにソフトがインストールされなくても、ネット経由でソフトが使えるのが利点。ユーザーにとって、使いたいときにすぐにシステムが使え、しかも使った分だけ料金を払えばいいので、自前で情報システムを構築するよりも安価で済む。


BCP Buslness Continuity Plan

自然災害や大規模火災などの緊急事態に直面しても企業の中核事業を継続あるいは迅速に再開できるようリスク分析に基づいて事前に策定しておく行動計画のこと。事業継続計画とも呼ぶ。


BPO Business Process Outsourcing

外部企業への業務委託全般を指す。当初は電話セールスや電話サボートなどを専門業者に依頼する例が主だったか、近年は、総務・人事・経理・福利厚生・電話対応といった間接業務を全社的に委託したり、人件費が安い中国などの海外の業者に委託したりと、発注形態が広がりつつある。
なお、ソフト開発業務を海外のソフト会社に委託する形態も厳密にはBPOの一部だか、「オフショア開発」と呼ぶことがIT業界では一般的である。


CAD Computer Aided Design

コンピュータを利用した設計や製図のこと。
手描き図面より修正が簡単なほか、設計ノウハウを複数の担当者の問で共有したり、共同作業したりすることも容易となる。電気や機械などそれぞれの分野に特化したCADシステムては、設計データをそのまま生かして信号歪みや、構造的強度のシミュレーションなどをそのまま行える機能を持ったシステムもある。


CAM Computer Aided Manufacturing

コンピュータの支援を受けて製造すること。工作機械用のNC(数値制御)データを出力するシステム全般をCAMシステムと呼ぶ場合もあれは、広義には製造工程の設計や作業設計、NC加工のプロクラミンクといった生産準備支援システム全体を示すこともある。CADシステムの設計データを活用するシステムが一般的なので「CAD/CAMシステム」という呼び方をされるケースも多い。


CEO Chief Executive Officer(最高経営責任者)

米国型コーポレートガバナンス(企業統治)では、業務執行をする執行役と、経営・監督をする取締役を分離しており、CEOはそのうちの執行役員のトップのこと。一方、取締役会はPresident(社長)、Chairman(会長)などで構成され、取締役会が執行役員を任命するという形をとる。もっとも、米国でも社長や会長がCEOを兼ねているケースは少なくない。


CIO Chief Information Officer(最高情報責任者)

米国型コーポレートガバナンス(企業統治)での情報化戦略やIT関連の業務のマネジメント責任者。IT担当役員と訳すこともある。もともとCEOや経営陣に助言をする立場の役職だが、日本では情報システム部長、IT部門の責任者という意味で使われる場合がある。最近、政府や自治体でCIOを置くところも増えている。


CMM Capability Maturity Models

ソフトウェアを開発する組織における品質管理基準の1つ。日本語では「能力成熟度モテル」と訳される。組織全体のソフト開発能力を5段階で評価する。CMMの最初の版は1991年に完成した。CMMはソフトウェア開発たけを想定しているか、これをべ一スに2000年に開発されたCMMI(能力成熟度モテル統合)は、システム開発全体/システムの製品ライフサイクル/製品やサービスの供給者管理なども統合して評価できるものとなっている。


CRM Customer Relationship Management(顧客関係管理)

顧客のプロフィールや購買履歴などの情報を活用し、優良顧客に育てる手法のこと。顧客のプロフィール(年齢、職業、地域、家族構成など)や、商品の使用履歴などの情報を蓄積して分析し、ダイレクトメールやコールセンターからの電話、電子メールなとで顧客に購買や利用を働きかけるのか一般的。ただし顧客の個人情報を収集し蓄積するに当たっては、顧客に不安や不快感を与えないよう配慮し.情報漏洩のリスク対策を講じることか課題となる。


EC Electronic Commerce(電子商取引)

モノ、カネ、情報などの取引を電子化するもの。大きく分けて次の3種類がある。「BtoC」(企業消費者間)の代表はインターネットのオンラインショッピング。
「BtoB」(企業間取引)の例としては、売り手と買い手がサイトを通じて取引する電子市場がある。「CtoC」(消費者同士の取引)では、ネットオークションが代表的。


ERP Enterprise Resource Planning(統合基幹業務)

生産や販売、在庫物流、会計、人事などの経営資源を統合的に管理する経営手法、もしくはそのためのパッケージソフトウェアのこと。従来の個別業務システムが抱えていた「生産情報や販売情報を見てもそれがとの程度財務に影響するのかすぐに分からない」などの課題を解決できる。特に、多くのクループ会社を有する上場企業が、連結決算発表を早期化するうえでは欠かせないものとなっている。


eラーニング e-learning

インターネットやイントラネットを利用した学習形態のこと。サーバー上の教材コンテンツを学習者がネットワーク経由て利用するものが一般的だか、講師か学習者に対してネットワーク経由でリアルタイムに授業を行うものも含む。集合教育と比べて学習者がマイペースで取り組めるうえ、講師や会場を手配する手間とそのコストなどを安く抑えられるメリットがある。


Facebook

米フェイスブックが運営する、世界最大規模のSNS(ソーシャルネットワーキンク'サーヒス)。米国での開設は2004年で、日本語版サーヒスは2008年に始まった。実名での利用か基本。広報や営業目的でページを開設する民間企業も増えている。


GPS Global Positioning System(全地球測位システム)

複数の人工衛星から発信される電波を利用して、現在地の経緯度や高度を測定できるシステムのこと。もともとは米国が軍事目的で運用を始めたものだが、民間にも開放され普及した。自動車用ナピケーション(カーナビ)のほか、携帯電話機やスマートフォンなどがGPS受信機を内蔵しており、地図テータ上に現在地を表示させるなどの使い方かできる。


HTML Hypertext Markup Language

Webページを作るための代表的な記述言語。文字や画像、音声、動画などを配置できるほか、ほかのWebページを呼び出すリンク情報を付けることもできる。言語仕様は徐々に進化しており、「HTML5」か標準化団体か公表しているものとしては最新。HTML5では、フラウザーにプラグインソフトを導入しなくても、動画や音声をWebペーシに埋め込んでおき、手軽に表示できることか大きな特徴。


IaaS Infrastructureasa Service

クラウドサーヒスの形態の1つ。情報システムを運用するのに必要な仮想マシンやストレージなどのITインフラをインターネットを通じて貸し出すサーヒスを指す。「イアース」あるいは「アイアース」と呼ぶことか多い。


iOS

米アップルか開発した携帯機器向けOS。iPhoneやiPodtouch、iPadなとが搭載している。iosとシェアを争っているのは、米クークルのAndroidや、カナダのリサーチ・イン・モーション社のBlackBerry(フランクヘリー)OS、米マイクロソフトのWindowsPhoneなど。グーグルのように端末メーカーへのライセンス供給を行っていないために、シェアはAndroidに次いで第2位だか、第3位以下は大きく引き離していると見られている。


ITコンサルティング lT Consulting

企業の経営課題に対して、情報システムをどう構築したり活用したりすればよいか、企画段階や設計段階などで調査・考案する業務を指す。業者から相見積もりを取るためにRFP(提案依頼書)の作成を請け負うこともある。経営戦略の立案支援を行う戦略コンサルティンクや、業務手順の見直しなどを支援する業務コンサルティングに比べて技術寄り。


M2M Machine to Machine

通信機能を備えた電子機器や装置などが相互にテータをやり取りし、遠隔制御をしたりデータを処理したりする仕組みのこと。機器が大量に送信してくるデータ、いわゆる「ヒッグデータ」を収集し分析するシステムによってM2Mは威力を発揮する。高度に情報化された「スマートシティ」に不可欠な仕組みとしても注目を集めている。


OEM Original Equipment Manufacturing

相手先ブランドで販売される製品を製造すること。販売力の弱い企業などが大企業に製品を提供し、その販売力を使って売り上げを増やすことができる。反対に大企業は開発投資をせずに製品を調達・販売できるメリットがある。価格競争が厳しい家電製品やパソコンなどでは、企業の規模に関係なく海外の企業から OEM 供給を受けて販売されているものもある。


OS Operating System

コンピューターシステムを管理し、基本的な操作環境を提供するソフトウェア。携帯機器用OSとしてはiOSやAndroid、パソコン/サーバーOSとしてはWindows、Linux、UNIXなどがある。メモリーやファイル、周辺機器などの管理、ネットワーク対応、ユーザーインタフェースの提供、アプリケーションに対するプログラミングインタフェースの提供などを行う。同じ機器を使っていてもOSを異なる種類に変更した場合は、原則としてプログラミングインタフェースが変わるため、アプリケーションもそれに合わせて作り直されたものが必要となる。


PaaS Platform as a Service

クラウドサービスの形態の1つ。アプリケーションの開発・実行に必要な環境をインターネットを通じて提供する。IaaSとの違いは、利用者が仮想マシンのOSやミドルウェアを設定する必要がないことである。


ROI(投資効果) Return on investment

投下した資本に対して得られる利益の割合。利益を投資額で割って算出する。投資に見合った利益を生んでいるかどうかを判断するための重要な指標。 ROE(株主資本利益率)が株主にとっての効率性を重視しているのに対して、ROIは企業の効率性、収益性に重点を置く。日本では、株主よりも銀行や取引先に対して収益力を示すことが重要なため、中堅中小企業を中心にROIを重視する傾向になっている。


SaaS Software as a Service

クラウドサービスの形態の1つ。グループウェアや会計、給与計算、施設予約管理といったアプリケーション機能を提供する。その仕組み自体を見れば、ASPと本質的な違いはない。ただし、ユーザーインターフェースの変更やデータベースの項目名変更など、ASPでは難しかったカスタマイズの幅が広がり、ユーザーにとって使い勝手が向上した。


SCM Supply Chain Management /サプライチェーンマネジメント

製造から販売までのモノの流れを一貫して把握し、部門間あるいは企業間で情報を共有して経営効率を向上させる手法、あるいはそのシステム。最大の狙いは在庫を最適化して過剰在庫や欠品を減らすこと。原材料メーカー、完成品メーカー、卸売業者、小売業者といったサプライチェーンにかかわるすべての企業で情報を共有することで、需要予測の制度を高めることが可能になる。近年は、国内だけでなく海外の組織もサプライチェーンを構成しているため、SCMに関わるシステムは大がかりなものになりつつある。


SOA Service Oriented Architecture

独立した複数のサービスを組み合わせ、1つのシステムを設計・構築するための手法。サービス指向アーキテクチャと訳されることが多い。ここでいう「サービス」とは、一まとまりのソフトウエアの集合で、外部から特定の手順で呼び出すことができるものを指す。小さなモジュールを組み合わせて大きなシステムを構築する手法は以前からあったが、SOAの特徴はモジュールをすべてWebサービスで提供しSOAP(Simple Object Access Protocol)などでデータをやり取りする点にある。業務プロセスに変更があった場合は、その部分のサービスを入れ替えるだけでシステムを再構築できる。


TCO Total Cost of Ownership

情報システムを利用する際に必要となるコストの総額。導入時にはハードウエアやソフトウエアの価格、ネットワーク構築などに必要となるイニシャルコストばかりに目がいきがちだが、実は導入以後のメンテナンス費用、ユーザー教育の費用、人件費、障害対策費用など、ランニングコストも非常に重要である。そのため、企業はイニシャルコストよりTCOを重視する姿勢に変わりつつある。


Twitter

米ツイッターが提供する、最大140字の短い文章を投稿できるソーシャルネットワーキングサービス。「ネットでつぶやく」といえばこのサービスの利用を指すと言ってよいほど日本でも普及している。


u-japan

2005 年版「情報通信白書」に登場した用語で、e-Japan戦略に続く理念・政策として総務省が提唱。2010年を目標に「ユビキタスネットワーク整備」「ICT利活用高度化」「利用環境整備」の3つを実現すべく、ICタグ、携帯電話などのユビキタスネットワーク技術の向上を目指している。


UNIX

1960 年代にAT&Tベル研究所が開発したOS。ミニコンピュータやワークステーションを中心に、大学や研究機関に広く普及している。マルチタスク、マルチユーザー仕様で、インターネットに接続されている多くのサーバーでUNIXが使われている。オリジナルのUNIXからさまざまなOSが派生しており、サン・マイクロシステムズなどのIT企業もUNIXベースのOSを開発。
LinuxやFreeBSDなどのフリーのUNIX系OSも広く利用されている。

※Linux
サーバー用やパソコン用OSでUNIXの一種。1991年に当時フィンランドの学生だったLinus Torvalds氏がUNIXを基にして原型を作り、自分の名前(Linus)とUNIXを合わせて「Linux」と命名した。Linuxはオープンソースのソフトウェアで、ソースコードは無償で入手できる。安定性があって無償であることから、小規模のWebサーバー用OSとして広まったが、後に本格的な企業向けサーバーにも利用されるようになり、商用UNIXやWindows NTといったOSのシェアを脅かすようになっている。


Web2.0

新しいWebの発想や利用方法、ビジネスモデルを表す言葉。具体的な製品やサービスを指しているわけではない。ソフトウエアのバージョン表記にならい、従来のWebの発想や利用方法をWeb1.0として、次世代のWebという意味でWeb2.0という言葉を使っている。特徴は双方向的であり、多人数のユーザーが知識を共有したり、自由に情報を組み合わせたりすることに力点を置いている。ブログ。
SNSなどはその代表的な例である。


Webサービス Web Service

インターネットを使って、複数のアプリケーションを連携させる技術。Webサイト上にあるアプリケーションから、異なるWebサイトにあるアプリケーションが持つ機能を呼び出して利用できるようにする。
この技術で呼び出されるアプリケーションもまたWebサービスと呼ばれる。Webサービスを形づくる基本技術はXML(Extensible Markup Language)であり、サービス同士の連携には、XMLに基づくSOAPという通信プロトコルを使う。

※XML
ホームページの記述言語であるHTMLの後継言語で、1998年2月にW3C(WWWコンソーシアム)によって基本仕様が策定された。HTMLとは HyperText(文字、画像、映像、音声などの集合体) Markup(どう表示するかの指定記号) Languageであり、あくまでもWebページの表示スタイルであって文書の内容を記述する機能はない。これを文書の内容まで記述して、コンピュータにも理解・処理できるようにしたのがXML。電子商取引をスムーズに実行できる等の利便性から、今後のWeb文書の標準記述言語として注目を集めている。


Windows8

米マイクロソフトによる最新のパソコンおよびタブレット端末用OS。米インテル製のCPUで動く版と、英ARM製CPUで動く版とがある。後者はWindowsRTと呼ばれ一般向け(インテルCPU搭載機種向け)のWindows8とは仕様が異なり、事実上のタブレット端末専用OSとなっている。