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採用担当者の独り言

情報サービス産業をめざす学生さんへのアドバイス

採用担当者は一年に多くの学生さんと接します。学生さんの気質や特徴は、時代背景や就職事情の違いにより、毎年変わってきます。しかし、私たち企業の採用担当者が求める人材は、基本的には大きな違いはありません。そんな私たち採用担当者が、老婆心ながら、学生さんに贈るアドバイスを「採用担当者の独り言」としてまとめました。私たちは、学生さんにそんな難しいことや特別なことを求めたことはありません。将来のITスペシャリストとして、あくまでも"普通" で"基本的"に求められることと思っています。でもこれが難しいこととなってしまったのでしょうか?この助言が学生さんの就職活動の一助になれば幸いです。

志望企業の選び方について

  1. (1)履歴書の写真は、過度に飾らず、自然の自分自身が現れている写真を使いましょう。時たま、写真と本人があまりに違いすぎ戸惑うことも事実としてあります。
  2. (2)一度使った履歴書の日付を変えるて提出する"使い回し"は止めましょう。
  3. (3)誤字、脱字はマイナスとなりますので注意して下さい。

会社訪問に臨んで

  1. (1)時間には余裕をもちましょう。特に面接時間は厳守です。夏場の暑い時期は大変ですが、訪問先では予めクールダウンの時間も見込んでおきましょう。額から汗が吹き出て息が切れている姿は、 それだけでイメージダウンなることがあるかもしれません。
  2. (2)電話や訪問時には、応対、言葉遣い、挨拶などに最低限のルールやマナーが求められます。たとえ休憩時間や控え室でも選考の眼が光っていると肝に銘じて下さい。
  3. (3)リュックを背負って来る学生さんがいます。会社によっては大変気にする企業もあります。将来、お客さんの会社にもリュックを背負っていくのでしょうか?
  4. (4)会社の近辺でくわえタバコやポケットに手を入れて歩いている人がいます。誰が何処で見ているかわかりません。会社の周りでも気をぬかず。
  5. (5)会社訪問や受験・面接の時は、恋人同伴で手をつないで来ないこと。勿論、親同伴もそうです。誰かが必ず見ています。
  6. (6)遅刻してしまう場合には「遅れます」と必ず一言連絡を入れましょう。黙って遅れて来る学生さんが内定することはほとんどありません。
  7. (7)会社のトイレでも会話には気を配りましょう。誰の耳に入るかわかりません。
  8. (8)会社訪問でいきなりOB・OGに会わせてほしいという学生さんがいます。先輩の都合、会社の段取りも考えましょう。

身だしなみ

  1. (1)男女かかわらず、装飾品(特に光り物等)、髪の色・型、香水などは相手がどう思うか配慮しましょう。会社は自社の社風やビジネス・スタイルに合った人を採用します。
  2. (2)学生さんは、「外見じゃなく、中身を見て欲しい」と思うかもしれませんが、採用では中身が外見に表れるものと判断されます。特に短い時間での判断は、 容姿も大切なファクターのひとつだと思って下さい。

面接で

  1. (1)質問に対する答えは、あくまで自分の言葉で答えましょう。マニュアルどおりやあまりに一般論的な答えでは、学生さん本人を知ることができません。 解らない事には素直に「解りません」と端的に答えましょう。分からないことや聞かれないことをいつまでもしゃべり続けることはマイナスです。
  2. (2)学生さんからの質問は、自分自身で考えたことを聞いて下さい。例えば、『面接マニュアル』に載っているような聞きかじりのIT用語について「御社の考えは?」 と聞いてくる学生さんも少なくありません。でも、採用担当者としては、「そんなこと聞いて一体何になるの?」「もっと他に大切なことあるんじゃないの?」という思いが強くあります。
  3. (3)ウソは必ず見抜かれます。採用担当者は面接のプロです。どんなにうまく言い抜けたと思っても、騙し通すことは出来ません。特に「〇〇社と〇〇社も受けていますが、御社が第一志望です。」 「IT業界に絞って活動してきました。その理由は〇〇〇〇です。」と皆口を揃えて答えます。理路整然としていればいるほど見抜かれるものです。今の気持ちを正直に言いましょう。
  4. (4)面接での受け答えは、「語尾上げ」、「"うん"の多用」など、流行の言い方をしないように気をつけましょう。
  5. (5)研究や論文テーマなど、勉強したことで特に自信があることを明確にしておいて下さい。学校のことを聞くと、アルバイトやサークルなどの経験を強調する人がいますが、 学生の本分はあくまでも学業です。
  6. (6)採用担当者は、学校での模擬面接がどういう内容か大体分かっています。時には学生さんの裏をかくような質問をすることもあります。 話の流れを読んで答えられるように心掛けて下さい。マニュアルどおりの受け答えは、社会ではあまり通用しません。
  7. (7)面接官は、学生さんが緊張しない様に極力フレンドリーに接しようとしています。これを勘違いして、なれなれしい口調となる学生さんもいます。 途中で緊張感が途切れないように、くれぐれも注意しましょう。
  8. (8)情報処理技術者試験などの資格は、勉強の取り組みや本人の意欲を判断するひとつの材料となります。ぜひ積極的に取り組んで下さい。ただし、資格を過信しずぎることは危険です。 あくまでも選考材料のひとつであるとことを忘れないように。ITの知識やスキルは、それをどう社会で活かすことができるかが重要です。いわゆる"オタク"では企業の評価は低くなります。
  9. (9)面接中の携帯電話は注意しましょう。大事な場面で基本的なマナーができていないと判断されます。
  10. (10)既に発信している企業情報や採用情報など、「分かっている事」を面接の場でわざわざ質問する学生さんもいます。本当に企業研究しているのだろうかと不安になります。

一杯飲み屋の採用担当者

今日、学生さんから「一人で大勢の面接をこなして大変ですね。どうぞ頑張って下さい。」と言われましたよ。嬉しかった。こんな気配りには思わず"+α"を付けてしまいました。 【A社採用課長】

一般社員から、「さっき、エレベーターの中で会った学生さんは良かったよ。」と声をかけられました。こんな時は採用担当者も嬉しいものです。 【B社人事係長】

一言、「学校で何を勉強しているの」と聞くと、学生さんが、ゼミ・論文の内容自己PR、志望動機、受けてきた会社など、こちらのアイコンタクトでの指示に合わせて的確に発言しました。当然、短時間で面接を切り上げ合格としました。すべての学生のみなさまがこれだと仕事が楽なのですが。【C社人材開発室マネージャ】

現場部門長3人と面接を行ったところ、理路整然と話した学生さんの評定が分かれました。A部長「筋が通ってよかったので合格」。B部長「理屈っぽく、うるさいので不合格」。 C部長「どちらでも良い」。 最近はこのようなタイプの学生さんが結構多く、採用担当者は悩んでしまいます。【D社経営企画部次長】